『数奇にして模型―NUMERICAL MODELS』(☆2.4) 著者:森博嗣

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模型交換会会場の公会堂でモデル女性の死体が発見された。死体の首は切断されており、発見された部屋は密室状態。同じ密室内で昏倒していた大学院生・寺林高司に嫌疑がかけられたが、彼は同じ頃にM工業大で起こった女子大学院生密室殺人の容疑者でもあった。複雑に絡まった謎に犀川・西之園師弟が挑む

Amazon紹介より
 

シリーズの順番が少し違います。「今はもうない」を電車に置き忘れて来たので・・・・

なんだかな~、すごく読むのに疲れた・・・。シリーズを追うごとに、どんどんミステリ以外の付加要素が強くなってきて・・・。
またその膨らみ方が肌に合わないんですよね~。

この作品でも、たとえば室内ロケットの場面でも多分すごく綺麗なんだろうけど、読んでる方にイメージ湧かないというか。
今更ながら、森さんの文章が自分に合わない気がしてきましたよ・・・。

事件そのものも、ラストの展開と犯人はよくあるパターンなんですが、もう最後の方は犯人なんてどうでもよくなって・・・
動機そのものもありふれてるし。

とにかく、シリーズの中では一番辛かったなあ~。
ああ、あと2冊・・・

 

(2005.11.29 ブログ再録)