『金田一少年の事件簿』といえば、ミステリ漫画至上『名探偵コナン』とならんで、もっとも読まれた作品でしょう。で、それはネタパクリの歴史でもあります!!おかげさまでかなりの確率で犯人を当てることができました。ということ、このミステリ漫画を語る上で絶対はずせない『金田一少年の事件簿』を少しづつ振り返ってみようと思います。ちなみに僕はこの漫画嫌いじゃないですよ。
魔術列車殺人事件
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金田一くんの永遠のライバル“地獄の傀儡師”の登場ですが、いきなりどこかで見たようなトリックのオンパレードです。魔術列車での死体消失は、島田御大の『奇想、天を動かす』に出てくるものにそっくりですし、ホテルの密室の脱出方法の論理も、綾辻行人『殺人方程式』と同じではないかと。特に前者は同シリーズのパクリ問題で騒がれた原作者の作品ですから、なんだか穿った見方をしちゃいます。一時期元ネタ原作者=漫画原作者の噂も流れたもんですが・・・。 漫画としては、“地獄の傀儡師”の登場もあってそれなりに盛り上がって面白いですよ。でも、あの死体消失トリックって使えるの???
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(2005.11.6 ブログ再録)
いきなり、ジェィソン復活ですか・・・。よっぽどネタが無いのか!!って疑っちゃうのは可哀想? この事件は、シリーズ屈指の後味の悪さが売りですね。結局は犯人の勘違いで殺されなくてもいい人が殺されまくってるんですから。 事件の遠因を作った母親には、猛省を促したい所です。 でも、疑問が一つ。 ネタバレ:なんで、結婚には反対しないの?実の兄と娘なんだよ、お母さん。 ちなみにドラマは屈指のひどさでした。