『ハチミツとクローバー』 著者:羽海野 チカ

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6畳+台所3畳フロなしというアパートで貧乏ながら結構楽しい生活を送る美大生、森田、真山、竹本の3人。そんな彼らが、花本はぐみと出会い……!? 大ヒットシリーズ第1巻!! 

Amazon紹介より
 

うーん、どうみても小学生だぞはぐ。まさにコロポックルだよ・・・。
なんだか、吉田秋生の漫画を思わせる、非常に丁寧に物語を積み重ねていて、なんだかすごく読み応えがありますね。
竹本君を見てると、なんだか『BANANA FISH』を思い出すんですけど。
ちなみに現在4巻まで読破中なので、それ以降の巻で展開が変わってるかも。

これ、作者の当初の狙いと違う方向へ転がっていってるんじゃないですか?
最初見たときは竹本&森田さん&はぐみの三角関係が中心なんだなと思ってたんですが、真山&山田&理花の関係の方がどうしても気になっちゃうぞ。
前者の関係は、なんだか竹本君達観なさってるし、森田さんコマによっては女の子に見えるんですが(笑)。
なによりも、恋愛対象がはぐちゃんっていうのが、ノンリアリティ~♪
後者の関係、やっぱり山田さんでしょう!!彼女のキャラ、もう立ちまくり!!
切なくて、いじらしくて、でもどこかカッコいい。もはや、表のヒロイン???
真山君の恋も切なすぎんぞ!!是非、この二人には幸せになって欲しいところです。

うーん、とにかくココまで1冊をじっくり読ませる少女マンガも久しぶりって感じ。
とりあえず、早く続きを読まなくては・・・。

 

(2005.10.16 ブログ再録)