たいりょうのちょっと一息

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『人形館の殺人』 著者:綾辻行人

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亡父が残した京都の邸「人形館」に飛龍想一が移り住んだその時から、驚倒のドラマが開始した。邸には父の遺産というべき妖しい人形たちが陣取り、近所では通り魔殺人が続発する。やがて想一自身にも姿なき殺人者がしのび寄る。名探偵島田潔と謎の建築家中村青司との組合せが生む館シリーズ最大の戦慄。!! Amazon紹介より

 

 綾辻さんの『館シリーズ』第4弾。 内容が内容なだけに、ファンの間でも相当好き嫌いが分かれてる作品ですね。

僕は一番好きです!!

 何が好きかって、やっぱりあのなんともいえない妖しい雰囲気なんです。 家中にある、不完全なマネキン達。想像しただけで、ぞわぞわしますね。変態かも(笑)。 僕の中では、綾辻さんの魅力はこの妖しい雰囲気なんですよ。
 だから「囁きシリーズ」や「霧越邸」も、本格としての完成度とは別の部分で凄く評価してます。この辺の魅力を数学的に展開していくと、麻耶雄嵩に行き着くのではないかと(笑)。

 とにかく理屈じゃないんです。

好きなんです!!

 本格というより、メタ本格に近い作品なんで、気軽に他の人に薦められるかというと、ちょっと悩むんですけど、ダリオ・アルジェントとか実相寺昭雄が好きな人には、楽しめるかもしれません。 どうでもいいですが、この作品と小野不由美さんの『屍鬼』なんかを読み比べると、ああ似たもの夫婦なんだなと思う今日この頃。

 

(2005.10.4 ブログ再録)