洋画『チーム★アメリカ/ワールドポリス』 監督:トレイ・パーカー

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 世界平和を維持するべく結成された国際警察“チーム★アメリカ”は、独裁者によるテロリストへの大量破壊兵器の譲渡を阻止しなければならなかった。しかし、国際警察がそのことばかりに熱中している間に世界は大変なことになっていた。
 テロリスト相手に「チーム★アメリカ」が大暴れする、アメリカをパロディ化した人形劇エンターテインメント。
 製作は『サウスパーク 無修正版映画』のクリエイター。人形たちに声を吹き込んでいるのは、ショーン・ペンリヴ・タイラーサミュエル・L・ジャクソンなど豪華スター俳優。全編にシニカルなユーモアが散りばめられ特に北朝鮮が上映禁止を求めたと言われるほどの過激な表現は一見の価値あり。
 

 劇場で見た2005年当時、この映画の存在を知りませんでした。ある休日の午後、大学時代の友人からの2年振りの連絡を受け、池袋まで見に行く事に。
映画館にたどり着きとりあえずパンフを購入。目を通してみると、

いきなり、お馬鹿の予感!!

 いざ上映開始!!目の前に繰り広げられる光景はまさに まさに、

お馬鹿!!

 妙にリアルで不気味な人形が、懐かしのサンダーバードを思い起こさせますが、そこで繰り広げられる強烈なアメリカ風刺の世界は、唖然の一言。

後先考えない製作陣の熱さは

マイケル・ムーアなんて目じゃありません

 というか、ここまでやっちゃって大丈夫なのかよ!!と勝手に心配になります。(マイケル・ベイをおちょくった歌は最高です!!)まあ、ショーン・ペンなんかは本気で怒ったらしいですが。

特に北朝鮮のあの方の歌は、あまりにも哀愁を帯び、涙をさそってしまいます(嘘)。

 

最初から最後までお馬鹿に徹するこの姿勢。僕は大好きです。