『僕の苦手な名探偵』BEST5

ミステリといえば、やっぱり名探偵の存在がかなり重要なポイントです。
どんなに面白い作品でも、名探偵に魅力がなかったらその面白さも半減しかねません。
で、今回は僕の苦手な名探偵BEST5です。ポイントは「嫌い」じゃない、というとこですよ~♪


第5位

森江春策

とにかく地味なんですよね~。見事なくらいにキャラが薄いというかなんというか。
「これぞ森江春策の事件だ!!」というのが、あまり思い浮かばないんですよ。作品自体も謎は面白いのに尻すぼみな感じがするし。
とにかく、相性があまりよくないんではないかと。


第4位

フェル博士

とにかく、外国の推理小説が苦手なのです。なぜかというと会話の過剰さについていけないというか、読んでて退屈する事が多いのです。カーなんかが僕の中でその代表。「3つの棺」なんかも、作品としては好きなんですけど、フェル博士の言動はちょっと駄目でした。密室講義は好きですが。


第3位

JDC軍団

いきなり軍団です(笑)。「コズミック」や「ジョーカー」ぐらいまでは、バカな推理能力の数々も楽しめたのですが、「カーニバル」シリーズになると、あまりのこじつけ能力にそりゃないだろうと。ゲーム感覚にも限度があるでしょ~。

第2位


この順位、というかこの括りに登場させる事自体にブーイング受けそう・・・
なんなんでしょう、うーんそんなに凄いとは思えないのが原因なのかな。お得意の職業・経歴当てもあてずっぽうな気がするんですよね~。まあ、お遊びとしては面白いんですけど。
あとは、代表作といわれる作品があまり好きじゃないからかも。「まだらのひも」なんかは、そりゃ無いだろうと・・・。


第1位

弥生原公彦

あえていうなら、唯一嫌いな探偵かもしれません。これはワトソン役の篠田秀幸とセットでの評価です。
でも、この評価の原因は、とにかく篠田さんの文章が、あまりに酷いと感じてるのが原因。
あまりに酷くて、知り合いのハルキ出版の編集者に抗議しました(笑)
とにかく、誉められすぎ誉めすぎだろうと。ちょっとした事で誉めます。それを受け入れる弥生原が・・・。
で、喋ってる言葉がなんか以上に古臭い。まだ横溝や乱歩が新しく感じてしまうぐらいなので、僕の中では相当のランクです。
でも、全部の作品読んでるんだよな~


もう、はっきりいって異論はたくさんあると思います。特に2位あたりに(笑)。
そうはいっても、彼らが登場するミステリで好きなのもあるので、軽いお遊び的な試みということでお許し下さい。
とにかく、この順位が変わるような、駄目な作品と名探偵に出会えない事を願いつつ、ミステリを読み続けたいな。

みなさんの苦手な名探偵を教えてもれえると、嬉しいところ・・・かな?