新宿南口に屹立する地上202メートル、50階建てのインテリジェントビル。最新鋭のハイテク機器によって管理された摩天楼には、内部の人間を八つ裂きにする邪悪な意志が宿っていた。惨劇の舞台に残された血文字“K・I・R・I”とは何を意味するのか?現代文明の闇が牙を剥くモダン・ホラー意欲作! amazon紹介より
作者曰く、「嵐の山荘」モノ。
確かに、「宿少」のメンバーはハイテクビルの中に完全に閉じ込められますし、物語の殆どがこのビルの舞台です。
もうオープニングの警備員殺人のシーンからかなりホラーの雰囲気を漂わせてます。
次々と起こる殺人事件の死体もバラバラあり、全身をひねりつぶされたもの有りとあり得ない死に方の数々。さらにはせまりくる火事の恐怖。
でも、やっぱりそこは「宿少」シリーズ。事件のトリックはとんでもない代物です(笑)。でも、きっちりシリーズのお約束を踏んでるので、実はフェアだったりするんですが。
まあ、そんなものを語ってもしょうがないけどね。
確かに、「宿少」のメンバーはハイテクビルの中に完全に閉じ込められますし、物語の殆どがこのビルの舞台です。
もうオープニングの警備員殺人のシーンからかなりホラーの雰囲気を漂わせてます。
次々と起こる殺人事件の死体もバラバラあり、全身をひねりつぶされたもの有りとあり得ない死に方の数々。さらにはせまりくる火事の恐怖。
でも、やっぱりそこは「宿少」シリーズ。事件のトリックはとんでもない代物です(笑)。でも、きっちりシリーズのお約束を踏んでるので、実はフェアだったりするんですが。
まあ、そんなものを語ってもしょうがないけどね。
今回は犯人の設定と動機に参りました。結構僕のツボ。読み終わったあとの結構切なさが残りますね。
シリーズの伏線も少しづつ明らかになりますし、続編を読みたくなること請け合いです。
シリーズの伏線も少しづつ明らかになりますし、続編を読みたくなること請け合いです。
ストーリー | 3.5 | (バカとシリアスがうまく絡んでます。) |
トリック | 2.5 | (バラバラ死体にこんな意味が・・・) |
キャラ | 3.5 | (犯人の造詣とシリーズの伏線に◎) |
総合 | 3.5 |