運が確率を支配し、運の強い者が確実に勝ち上がる「全日本じゃんけんトーナメント」。負けたいのに負けられない、気弱で不運な木村彰一は自らの運命に弄ばれて、残念ながら決勝トーナメントに勝ち進んできていた。この強(凶)運の正体は?グー、チョキ、パーの論理で運の謎を解き明かし、運命を支配しようと試みる空前絶後の新世紀ミステリ。 amazon紹介より
清涼院流水です。「流水大説」は正直もういいや、と思ったのですが、ミステリ系の掲示板で勧められたので、思い切って手をだしてみました。ちなみに、僕を悩ませた(笑)JDCシリーズではありません、微妙に絡んできますが。
おなじみの、順番を変えて読むと世界が変わるってやつです。
今までの作品でその通りにやってみた事は当然ありましたが、単に読む順番が変わっただけやん!!って感想しかなかったのですが。
今回、初めて効果的に使われてたぞ(笑)。確かに世界観が逆転しましたね。
途中読みながら、この展開でどう仕掛けるんだ?と疑ってましたが、そういう構成できましたかと。
ちょっと想像してませんでした。
今までの作品でその通りにやってみた事は当然ありましたが、単に読む順番が変わっただけやん!!って感想しかなかったのですが。
今回、初めて効果的に使われてたぞ(笑)。確かに世界観が逆転しましたね。
途中読みながら、この展開でどう仕掛けるんだ?と疑ってましたが、そういう構成できましたかと。
ちょっと想像してませんでした。
まあ、文章的には相変わらずなところもありますが、エンターテイメント小説としてきちんと成り立ってたと思います。
難点としては『カイジ』の存在ですか(笑)
「流水大説」アレルギーの人もこれなら大丈夫なんでは?
難点としては『カイジ』の存在ですか(笑)
「流水大説」アレルギーの人もこれなら大丈夫なんでは?
で、採点です。