『仮面幻双曲』(☆2.8) 著者:大山誠一郎

双子の弟から兄への殺人予告。そして、事件は起こった。一見不可能に思える殺人事件の謎に、若き探偵が挑む。その先に待っていたのは意外な結末だった…。小学館eBOOKSおよび携帯で配信された作品を加筆訂正し単行本化。 yahoo紹介より 2007年度『…

『終末のフール』(☆3.8) 著者:伊坂幸太郎

あと3年で世界が終わるなら、何をしますか。;2xxx年。「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表されて5年後。犯罪がはびこり、秩序は崩壊した混乱の中、仙台市北部の団地に住む人々は、いかにそれぞれの人生を送るのか? 傑作連作短編集。 yahoo紹…

『厭魅の如き憑くもの』(☆4.0) 著者:三津田信三

憑き物筋の「黒の家」と「白の家」の対立、「神隠しに遭った」ように消える子供たち、生霊を見て憑かれたと病む少女、厭魅が出たと噂する村人たち、死んだ姉が還って来たと怯える妹、忌み山を侵し恐怖の体験をした少年、得体の知れぬ何かに尾けられる巫女―。…

『骸の爪』(☆3.0) 著者:道尾秀介

20年前から瑞祥房に脈々と息づく死者の怨念に真備が挑む、シリーズ第2弾。;「オン……リ……マリ……」取材のため、滋賀県の仏所・瑞祥房を訪れたホラー作家の道尾は、深夜の工房で不気味な囁き声を聞く。仏師たちにその話をすると、全員黙り込み、彼は瑞祥房から…

『θは遊んでくれたよ』(☆3.0) 著者:森博嗣

飛び降り自殺とされた男性死体の額には「θ」と描かれていた。半月後には手のひらに同じマークのある女性の死体が。さらに、その後発見された複数の転落死体に印されていた「θ」。自殺?連続殺人?「θ」の意味するものは?N大病院に勤める旧友、反町愛から事件の…

『W県警の悲劇』(☆3.0) 著者:葉真中顕

警察官であるより前に、一人の人間として、常に正しくありたいんだよ――「警察官の鑑」と誰からも尊敬されていた熊倉警部。W県警初の女性警視へと登りつめた松永菜穂子は、彼にある極秘任務を与えていた。その最中の、突然死。事故かそれとも……。事故として処…

『ステーションの奥の奥』(☆4.2) 著者:山口雅也

小学六年生の陽太は吸血鬼に憧れていること以外はごく普通の小学生。そんな陽太には一風変わった叔父がいる。名前は夜之介。陽太の家の屋根裏部屋に居候している物書きだ。 そんな叔父と甥が、ある日テレビで「東京駅」が大改築されることを知り、夏休みの自…

『φは壊れたね』(2.6) 著者:森博嗣

おもちゃ箱のように過剰に装飾されたマンションの一室に芸大生の宙吊り死体が!現場は密室状態。死体発見の一部始終は、室内に仕掛けられたビデオで録画されていた。タイトルは『φは壊れたね』。D2大学院生、西之園萌絵が学生たちと事件の謎を追究する。森ミ…

『向日葵の咲かない夏』(☆4.4) 著者:道尾秀介

明日から夏休みという終業式の日、小学校を休んだS君の家に寄った僕は、彼が家の中で首を吊っているのを発見する。慌てて学校に戻り、先生が警察と一緒に駆け付けてみると、なぜか死体は消えていた。「嘘じゃない。確かに見たんだ!」混乱する僕の前に、今度…

『最後の一球』(☆3.4) 著者:島田荘司

「二番手の男」が投じた友情と惜別の一球が御手洗も諦めかけた「事件」を打ち砕く! 「奇跡が起こったよ石岡君」心躍る感動の青春ミステリー。 御手洗潔シリーズ長編。 yahoo紹介より 現時点での御手洗シリーズ長編の最新刊です。 といっても騙されてはいけま…

『顔のない敵』(☆3.2) 著者:石持浅海

1993年、夏。カンボジア、バッタンバン州。地雷除去NGOのスタッフ・坂田洋は、同僚のアネット・マクヒューと、対人地雷の除去作業をつづけていた。突然の爆発音が、カンボジアの荒れ地に轟く。誰かが、地雷を踏んだのだ!現地に駆けつけた坂田とアネットは、…

『犬神家の一族』 監督:市川崑

“角川映画”の第1回作品として76年に製作され大ヒットした横溝正史原作ミステリーを、豪華キャストを迎え市川崑監督自らが再びメガフォンをとり完全リメイク。名探偵・金田一耕助役はオリジナル版と同じく石坂浩二が演じる。犬神家の一族に遺された巨額の財…

『シャドウ』(☆4.7) 著者:道尾秀介

人間は、死んだらどうなるの?―いなくなるのよ―いなくなって、どうなるの?―いなくなって、それだけなの―。その会話から三年後、鳳介の母はこの世を去った。父の洋一郎と二人だけの暮らしが始まって数日後、幼馴染みの亜紀の母親が自殺を遂げる。夫の職場であ…

『独白するユニバーサル横メルカトル』(☆4.8) 著者:平山 夢明

恐怖か快楽か。 残虐か諧謔か。 嘔吐か感涙か。 ……地獄の超絶技巧師・平山夢明は激しく読者を挑発しつづける。 断言しよう。凄まじき傑作集である。 ――綾辻行人 狂気に優しい平山夢明が紡ぐ、優しい狂気の迷宮八つ。 癖になります。 ――京極夏彦 神です、神 ―…

『福家警部補の挨拶』(☆4.0) 著者:大倉崇裕

現場を検分し鑑識の報告を受けて聞き込みを始める頃には、事件の真相が見えている? おなじみ刑事コロンボ、古畑任三郎の手法で畳みかける、4編収録のシリーズ第1弾。福家警部補は今日も徹夜で捜査する! 最初に断っておきますと、ミステリ好き・ドラマ好…

『ダブルダウン勘繰郎』(☆4.2) 著者:西尾維新

京都―河原町御池交差点。蘿蔔むつみはそびえ立つJDC(日本探偵倶楽部)ビルディングを双眼鏡で一心不乱にみつめる奇妙な探偵志望者・虚野勘繰郎とめぐりあう。―それが過去に66人の名探偵の命を奪った『連続名探偵殺戮事件』の再起動と同調する瞬間だとは思いも…

『九十九十九』(☆4.4) 著者:舞城王太郎

「苦しさを感じるなら、僕なんて愛さなくていいんだ」。聖書/『創世記』/『ヨハネの黙示録』の見立て連続殺人を主旋律に、神/「清涼院流水」の喇叭(ラッパ)が吹き荒れる舞台で踊りつづける超絶のメタ探偵・九十九十九の魂の旅が圧倒的文圧で語られる。 "世…

『法月綸太郎の本格ミステリ・アンソロジー』(☆3.5) 編:法月綸太郎

不可能犯罪、密室殺人、読者への挑戦が挿入された犯人当て、大胆不敵なミスディレクションなど初心者からマニアまで楽しめる本格ミステリ・アンソロジー。選者・法月綸太郎ならではの風刺の利いたものや、本格エッセンスが凝縮された小説などバラエティに富…

『禁じられたソナタ』(☆4.5) 著者:赤川次郎

飛岡音楽院の院長・飛岡栄一郎の臨終の際、「決して弾いてはならない」という謎の言葉とともに、「送別のソナタ」と題する楽譜を孫娘の有紀子に遺した。学院の運営を栄一郎に任されてきた園井は、その曲の存在と恐ろしさを知っているようだった。遺言どおり…

『やさしい死神』(☆4.4) 著者:大倉崇裕

本書には、死神にやられたとのメッセージに首をひねる表題作を皮切りに、物足りない芸ゆえに先行きを危ぶまれていた噺家二人が急に上達する「無口な噺家」、元名物編集長の安楽椅子探偵譚「幻の婚礼」、携帯事件に始まり牧&緑コンビ定番の張り込みで決する「…

『七度狐』(☆3.7) 著者:大倉崇裕

「季刊落語」編集部勤務を命ず。という衝撃の辞令から一年。落語と無縁だった新米編集者・間宮緑は職場に定着し、時に名探偵ぶりを見せる牧大路(まきおおみち)編集長の透徹した洞察力に舌を巻きつつ落語編集道に精進する日を送っていた。 「静岡に行ってくれ…

『プリズンホテル・夏』(☆5.0) 著者:浅田次郎

極道小説で売れっ子になった作家・木戸孝之介は驚いた。たった一人の身内で、ヤクザの大親分でもある叔父の仲蔵が温泉リゾートホテルのオーナーになったというのだ。招待されたそのホテルはなんと任侠団体専用。人はそれを「プリズンホテル」と呼ぶ―。熱血ホ…

『エンド・ゲーム ~常野物語~』(☆3.2) 著者:恩田陸

裏返されたら、どうなる?正体不明の存在「あれ」と戦い続けてきた一家。最後のプレイヤーとなった娘が誘い込まれたのは、罠と嘘の迷宮だった。「常野物語」最新長編。 『光の帝国』収録作、「オセロ・ゲーム」の続編。 ある意味シリーズの中でもダークサイド…

『蒲公英草紙』(☆4.0) 著者:恩田陸

懐かしさと切なさあふれる感動長編。 20世紀が幕を開け、少女の心は変化の予感にざわめく。折しも村に不思議な一家がやってきて――。運命が導く出会い、果たされる約束。今最も輝いている作家・恩田陸の魅力あふれる感動作。 『光の帝国』に続く常野一族シ…

『カクレカラクリ』(☆2.7) 著者:森博嗣

廃墟マニアの郡司朋成と栗城洋輔は、同じ大学に通う真知花梨に招かれて鈴鳴村にやって来た。その地にある廃墟施設を探検するためだ。だが彼らを待ち受けていたのは奇妙な伝説だった。鈴鳴村にはかつて天才絡繰り師が住んでいたが、120年後に作動するという絡…

『壬生義士伝』(☆4.2) 著者:浅田次郎

あらすじ 旧幕府軍の敗退がほぼ決した鳥羽伏見の戦。大坂城からはすでに火の手が上がっていた。そんな夜更けに、満身創痍の侍、吉村貫一郎が北浜の南部藩蔵屋敷にたどり着いた。脱藩し、新選組隊士となった吉村に手を差し伸べるものはいない。旧友、大野次郎…

『アッシュベイビー』(☆4.0) 著者:金原ひとみ

『蛇にピアス』を凌ぐ衝撃の第2作!赤ん坊、変態、好きな男。主人公アヤはこの三人に囲まれ、ただひたすらに愛しい死を求め続ける。愛しい死、それは愛する人の与えてくれる死。彼女は今日も死を待っている。 金原ひとみさんです。芥川賞受賞後第1作ですね…

『溺れる人魚』(☆2.2) 著者:島田荘司

泳ぐことさえできなくなった元天才水泳選手が自殺し、その「原因」を作った医師が殺害された。しかし不可解なことに、離れた場所であったにもかかわらず、同じ時間に同じ拳銃が使われたというのだ…。書き下ろしミステリー。 ふぅ・・・。 伝説の作品(?)『…

『四季 冬』(☆2.0) 著者:森博嗣

天才科学者真賀田四季の孤独。両親殺害、妃真加島の事件、失踪、そしてその後の軌跡。彼女から見れば、止まっているに等しい人間の時間。誰にも理解されることなく、誰の理解を求めることもなく生きてきた、超絶した孤高の存在。彼女の心の奥底に潜んでいた…

今月のマイBEST&カルトミステリー(2006年10月読了分)

(2006.10.31 ブログ再録) 今月読んだ本は計18冊。うーん、読んでないなあ。 時代モノ企画や川柳大賞もあったしな~。でも京極夏彦も読めなかった、せっかく発売翌日には買ったのに。。。 そしてついに恩田さんがランク外に。っていっても今月は1冊も読ん…